とても感動した本を二つ ご紹介〜
一つは 直木賞受賞の
「熱源」
樺太に住んでいたアイヌが ソ連に侵攻され
領土を追い払われる中で
自分たちの文化 生活様式を守りながらも
世の中の変化に 苦悩しながら 前へ進もうとする
日露戦争を通じ 日本人 ポーランド人 ロシア人との
繋がり 友情 信頼関係を描いたもので
白瀬中尉 も 言語学者 金田一京助も登場する
歴史大作、、
そして今読み終わったのは
アメリカの 動物学者 小説家
ディーリア オーエンズ作
「ザリガニの 鳴くところ」
アメリカ ヴァージニア州とノースカロライナ州との境の
海沿いに広がる 湿地が舞台で
大酒呑みで 暴力を振るう父親から
母が家を去り 兄弟が去り
そしてついに父も出て行き、、
残された 10歳の娘 カイアが 一人
学校にも行かずに 生き延びていく物語〜
それは ホワイト トラッシュ(貧乏白人)
と 迫害され 蔑まれていたから、、
彼女は 村人との付き合いを 一切たち
湿地の自然や 動物 鳥や 虫を
見つめ そして友として
とった貝を 生活の糧として 生きていくが、、
ある時 殺人事件に巻き込まれ〜
ミステリーの要素をはらみながら
その文章は 森の中の動物や 虫たちの
彼らに組み込まれた 生き残るための残酷な DNA,,
例えば
弱い子を捨てる 母狐
傷持ちの仲間に 襲いかかる 七面鳥
交尾の後に オスを食べる カマキリのメス
これらの事実から カイアはまた このDNAも
細々ながら 動物である人間にも
受け継がれていると 学習していく〜
湿地の自然や 生息する 動物や 植物の生態が
動物行動学の博士である 作者によって
繊細に美しく 正確に描写されていて
グイグイ引き込まれて 読んでしまった〜
2019年 アメリカのベストセラー本として
1年半も トップにいたとか〜
今日は 返却日が過ぎてしまったから
朝から 読んでしまったけど
ほんと 面白かった、、
今年 一番の 収穫だったと思います〜
青いのしか植えたはずがない トレニアから
ピンクが 出てきた、、
コボレダネは 先祖返りかな?
コメント
コメント一覧 (18)
早速明日にでも図書館に行くことにします
ステキな本を紹介してくださって ありがとう~
katananke05
がしました
読み比べしたくなりました(^o^)
katananke05
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読書の楽しみを忘れてから何年たつのでしょうかと、自問自答してしまいました。
知識欲が無くなれば、生きるしかばねとか変わる事が無いのに気が付かない自分が存在しています。
「ザリガニの鳴くところ」には触手を動かされました。
ありがとうございます。
katananke05
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私は今、川上未映子の「夏物語」を読んでいます。
最初どういう方向に行くのか分からなかったのですが
シングルでも子どもがほしいという主人公がどうなるか
今目が話せません~~
katananke05
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でも「ザリガニ・・・・」は面白そう。惹かれます。
本の説明が カタナンケ様 素晴らしい。
この文章 本の前に貼っておいたら 売れると思う。
katananke05
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本はめっきり読まなくなったから、春馬くんの日本製もベッドサイドに置いておくだけで満足してます💦
katananke05
がしました
最近、なぜか読書の時間が取れなくて。
通勤時間はメールのチェック、夜寝る前はスマホをチェック。時間の使い方を見直さないとダメですね。読みたい本がたまってきちゃいました。
katananke05
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海外のモノは描写が細かくてこのぐらいの大作を寝る前にさらっと読んでしまうのは素晴らしいです。
katananke05
がしました
ところが上手く育ってくれないことが多く、
そのうち種を買って魔くことを覚えました。
きっかけはジギタリスです。
いまは、こぼれ種から芽を出した花の魅力にはまっています。
ご先祖さまの遺伝子が、ひょっこり顔を出して、面白いです。
その上、逞しいんです。
そういえば、このところトンと読書から遠ざかっています。
真夏は読書の季節だった筈なのに、目が疲れるせいかも・・・。
老眼鏡を作り直したいのですが、検眼やら何やら時間がかかることを思うと気が重くてぐすぐすしています。
katananke05
がしました