My favorite things

時のすぎゆくままに~

カテゴリ: 映画

わたしは 図書館から 常時本を2冊借りているけど
それらはけっこう 無選別で、、
新聞書評や 芥川賞(こちらは純文学なので あまり借りない)や
直木賞受賞書 とか 広告を見てとか、、

読んでみて あまりのバイオレンスとか
グロっぽいとかだと その次はその作家はないかもではあるが、、

映画や テレビドラマは けっこう好みが強いかも〜

録画で見ていた  テレビドラマの
「赤毛のアン」に基づく [Ann  with  Ann " E" ]  パート3
ついに終わってしまった〜
     IMG_5315

1908年、、今から100年以上前に書かれた
この小説は 小学生や中学生の頃
女子なら一度は読んだことが あるよね〜
       IMG_5313
       IMG_5314

このドラマで知ったけど すでに100年前で
性同一障害や 性差による差別、、
人種偏見(インディアン)など 今に至る問題を 提起していて
原作に あったのかなあ、、 記憶にないが
驚くことがいっぱい出てきて〜

あらゆる偏見にとらわれず 
自身が孤児院でそだった ひどい境遇であったにも 関わらず
肌の色や 貧富の差 教養の差にかかわらず
全ての人に 「人」と「人」との接し方をする アンの 生き方が 
周りの人々の 因習にとらわれた 頑なな心を 
少しずつとかしていく、、

お互いを密かに 愛していると知った
ギルバートとの 少しの間離れるが
明るい未来へ向けた 進学の旅立ちを最後に
このパートがおわる、、
      IMG_5312

同じく録画でみた 「Tennis battle  of the sexes] 2017年製作

    1973年におこなわれた 当時のテニスの女王
      ビリー ジーン キング夫人 29歳と
        ボビー リッグス 55歳の 
     男女対決の テニスエキシビジォンマッチ〜
      IMG_5296

こちらも 当時女子テニスでは 世界トップの キング夫人だったが 入場券の半分は彼女らが 売り上げていたのに
試合の賞金額は男性の1/8で それに対し
男女同額を 要求したことから
多くの圧力に 囲まれる、、
それでも キング夫人は 「女子テニス協会」を立ち上げ〜
       IMG_5297

とうとう 力の差を見せつけるようにと 
ギャンブラーでもあり ぜったい勝てると思って 
試合を企画した  往年の名選手 リッグスと 
対戦することになった、、
     IMG_5301

キング夫人もじつは 結婚しているが 同性愛者でもあり
と こちらも 「アン」と同じような問題を持ち、、

「見世物」のような試合企画から おこったマッチが
互角の真剣勝負になり 結果 キング夫人が辛勝で勝ったことは
世界中を駆け巡るニュースとなり、、

その後の 世界テニス協会での賞金額は 男女同額となり
女子テニス選手のみならず あらゆるスポーツのの男女同格を
みなおす 大きなうねり、、 ウーマンリブ、、のながれとなり〜 
     IMG_5305
      (リッグスと ビリージーン 本人)

きせずして 時代が大きく違っても
その中で格差をなくすべく 力をつくした
二人の女性の 物語、、を 昨日1日で 見て、、

今もあちこちで 「女性」である理由だけで 上昇の羽をのばせない 多くの人々がいるだろうことを思うと
この2作は決して 古い映画ではない〜

わたしはキング夫人が日本に来た時に
品川のテニスコートで 実物を見たことがあるが
にこにこと 小柄な印象の おばちゃんだった、、

あれから40年??  目の故障でボールが見辛く
いつ テニスをやめようかと 思っている昨今ではあるが
まあ 走れるうちは もうすこし 続けましょうかね〜

キング夫人になってる女優の エマ ストーン〜
実にそっくりに 体形も整え 演じていましたよ〜

 



おととい 妹がチケットを とってくれた映画、、
一緒に出かけて〜

       三浦春馬(10歳)主演
         「森の学校」
                IMG_5202
  
日本橋まで出かけたのだが
妹が入っている 「デイパス」という 
自主映画サポートのグループの ワンデイ 上映〜

     まあいっぱいの観客でしたよ

二千人の応募者から選ばれた10歳の三浦春馬が
丹波篠山の里山で 生き生きと少年時代を演じている〜
目がきらきらとかがやき 色白の少年〜
惜しい才能だったのに、、

河合雅雄  霊長類学者にして 犬山モンキーセンター所長を務め
昨年97歳で亡くなった彼の 実話に基づいたストーリー

映画自身は 20年前のものだが 子供の時から
家で飼っているうさぎや 鶏 モルモットやモグラ
「家の主」といわれる 大きな蛇などと 親しむ
少年時代が生き生きと描かれ、、

神戸っ子でシティーガール?? であったはずのわたしも
子供の時に 男の子に負けず劣らず
竹のつりざおに ゴカイを海岸で見つけ えさにして
カレイを釣ったり 網を使い 池でモロコをとったり
とんぼを 「ヤンマ釣り」といって メスをつけた竹竿で
オスをつったり、、
庭にいけをつくり 亀をかったり ニワトリも飼ったりと 
野生児100%でもあったので、、

       なつかしくて 胸が詰まった、、

日本橋あたりは ひとは 少なかったけど
三越の 「英国フェア〜」にいったら すごい人で、、
              IMG_5204

            ウィタードの 紅茶が安かったので 購入〜
              IMG_5205
       
2年ぶりの妹と マスクを通しての会話だったけど
弾んで楽しかったわ〜

話かわるけど 今テレビで 見たばかりの お料理、、
和風だしにクリームチーズ入りの 鍋〜

サイドディッシュ ささみときゅうりと海苔の ナムルと
締めの 鍋のクリームチーズ汁をつかった
たらこと小ねぎの フィットチーネ、、
とおっても おいしそう〜

今日は手巻きすしの材料があるので
これ 明日是非作ろう〜



イメージ 1

イメージ 2

 
「う~ん 見た映画だけど、、」とおもいつつ録画していた

「マディソン郡の 橋」を
見直していたら、、


最後の 雨の中の 町で 去って行く 
ロバート キンケイド(主人公のカメラマン)と
彼について行く事を 最後迄 迷っている
フランチェスカ(アイオワの 片田舎でくらす イタリア女)
の 偶然の 出会いのシーン、、

雨の中 薄い髪の毛が 額にこびりつく
すでに若くはない クリント イーストウッドの
無惨な? 姿ばかり
覚えていたけど、、 


          また 見ると
        覚えていなかった
      心に響くシーンばかりで
       涙がとまらなかった、、

いろいろな国で
多くの人と 交わっていても
反逆児的孤独感が みたされない
ロバートと

イタリアの小さな村から
大国アメリカに ちょっと華やかな夢や
期待をいだき 嫁いで来た
フランチェスカも

心の奥にアル
相手の 孤独を 見つけながら
繊細な感性で ぐいぐい
引かれ合う お互いを
止められない、、

生涯 後にも先にも
かけがえのない4日間~

この4日間があったから
ふたりは べつべつに
その後の生涯を
生き続けられた、、
と 言ったら~

フランチェスカの
不倫を 肯定するようだけど、、

こんな人生もありだなあ、、と、、
もう わたしには 遅いけどさ~  あはっ


         「デモインまで 16マイル」
          という 標識がでてきて

アイオワのデモインに高校で留学していた息子
ふ~ん 見てみようかなあといってましたよ、、

1995年の映画だけど

アメリカの田舎は
風景や 雰囲気は
いまでも こんなもんだよ、、
とも 言ってましたよ~

イメージ 1

雪でおこもり状態がつづき、、

夫も ゴルフのうちぱなしや  コースもプレイ不能で
家でうろうろ、、

で 誘ったら行くって、、


          映画 「小さい おうち」

広告で
とても気になっていた
黒木 華(はる)さん、、

じつは 朝ドラの「純 と 愛」に
出ていた  !?

ホテルスタッフの 同期生で 
純と はりあう ちょっと意地悪な役、、

役がちがうと こうも 印象がちがうものかと
驚かされるが
それが 演技力というものか
脚本のちからというものか、、
監督の力量なのか、、

         戦前から戦後にかけての
           東京山の手に立つ
        赤い屋根の かわいいお家で
       そこに奉公した 女中の目をとおし
      美しい奥様の 不倫をえがいたはなし、、

          女中が生涯 隠し通した
              秘密とは、、

台詞が一番少なく
ひかえめな たたずまいで
それでいて 存在感が 抜群!

ベルリン国際映画祭で
主演女優賞を 受賞とは
ヨーロッパの人は
見る目が あるなあ~  (あはっ 生意気な感想?)

黒木 華さんは
私が ことしいちばん 
気になる 女優さんです~

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

この週末から封切りの
アニメ 「借り暮らしの アリエッティー」の
試写会に当たり
横浜に出かけた

スタジオジブリだけど
原作は
イギリスの絵本だとか、、

最初
かりぐらし、、ときいて
狩りぐらし?と 思ったけど
人間からいろんなものをみんな
借りてる、、つまり調達して生活している
床下に住んでる 妖精? こびとの話し、、


お庭の緑や花や風景の美しさ
台所用品の 緻密な描き方

そしてストーリーは

強い力の支配する(人間)世界で
弱きもの 少数のものは どんどん排除 駆逐されていき
やがて 絶えてしまうだろう、、
という 未来にたいする警告のメッセージが
籠められた もの、、
だと 思います

可愛くて美しくて
そして 少し悲しいラストでしたよ、、

↑このページのトップヘ